【3244】サムティが続落
4月5日に発表された2019年11月期第一四半期の連結決算が減収減益となったことで急落していたサムティですがその後8日、9日と続落しました。
この結果を踏まえ、銘柄分析と今後の戦略について考えていきたいと思います。
銘柄分析
まず、決算発表の下落から、これが本物の下げなのか一時的なパニック売りなのかを見極めるポイントとして3月11日に付けた直近安値を割り込むかどうかを上げていました。
まず昨日の4月8日の時点でこの安値はあっさり突破。本日、4月9日はこの安値割に達成感が出て反発するかが注目でしたが再び立派な陰線を建て続落となりました。
出来高を伴う大きな下げですのでこの下げの勢いは本物のようです。下げトレンドはしばらく続くものと思われます。
次は昨年のクリスマスにつけた安値を割るかどうかですがここまでは250円以上の開きがあるので下げるにしても一本調子で下げることはないと思います。下がるにしても何回か押し目を作り、段階的に下げていくことになるでしょう。
もしこのクリスマスラインまで下がればかなり割安だと判断できるので買い増しを入れます。
しかし現実的にはここまで下げることはないと考えています。しかしながらテクニカルで見た時のこの陰線3本はなかなかに強烈でファンダメンタルで売っている人に留まらず、衝動で売ってしまう人も出てきそうなチャートです。
さらに短期的な空売りまで入れば完璧で実際の評価以上に株価が下がる歪みが生じます。
まずはその歪みに狙いを定めて買いのタイミングを計ります。
今後の戦略
具体的な戦略としては中間配当の権利付き最終日までに買い増しできる程度まで株価が下がるかどうか。
この日までに去年のクリスマス水準まで株価が下がれば買い増し。または下落が一服し、底らしきものが確認できると同時に他に割安な銘柄がない場合に買い増し。
下げを打ち消すように上昇、または今くらいの株価で推移するようなら現在の保有株をホールドし、買い増しは見送ります。
長期投資はじっくり戦略が練れていいですね!