30歳を超えて”夢”から”現実”を見据えた資産形成
20代は今から考えると楽でしたね。大変なことがあっても辛いことがあっても自分の未来を思い描き、その実現を信じて努力するだけで良かったからです。
しかし30歳を超えてくると前だけを見ていれば良いというわけにもいかなくなってきます。
いろいろな現実を”痛感”させられるからです。
自分には出来ると思っていたことが実は大変なことだったり。
なんとかなる、時間が解決してくれると思っていた問題が一生付き合っていかなければ問題だったり。
”あぁ、俺ってふつーの人だったんだな…”と痛感させることが増えてきますよね。
夢を諦めず、挑戦し続けた
成功を成し遂げた者にとっては最高の美談となりますが夢は諦めなければ叶うなどという甘っちょろいものではありません
引き際を誤ると堅実な人たちがコツコツと積み上げてきたキャリアや経験値を一切持たない状態で社会に投げ出されることになるのです。
私の夢
私は役者になりたいとかミュージシャンになりたいといったようなビッグドリームは持ち合わせていませんでしたのでドラマなどで描かれるような大きな挫折はまだ経験していません。
しかし小さな夢があります。
それがプロの投資家として食べていくことです。潤沢な資産があるわけではない私にとって、投資で生計を立てるためには短期間で売買を繰り返し、利益を積み上げていくしかありません。
そのため会社の業績や経営方針と言ったファンダメンタルは無視し、短期的な株価の値動きから売られ過ぎや買われ過ぎと言った”歪み”を見つけ出し利ざやを稼ぐデイトレードやスキャルピングと言った手法に重きを置いて投資を行ってきました。
しかし7年やってみたものの思ったような成果は出ず…
苦節10年、20年という下積みを経て売れていくお笑い芸人さんなどを見ていると”たった7年成果が出ないだけでお前は諦めるのか”という思いがある反面、”自分には才能が無いのでは?”という不安も大きくなります。
そしてその不安を抱くことは正常だし大切なことだと思っています。なぜなら私に投資の才能がないということも十分に考えられることなのですから。
夢はまだあきらめていません。この場合目標と言ったほうがいいかもしれませんがいずれにせよ将来、投資で食べていきたいという思いは変わらず持ち続け、努力を続けますが50歳になってやっぱり投資では食べていけませんでした。貯金はありません。借金はあります。
今年で32になる私はそんな残念な未来を避けるための準備をそろそろ始めなければならないと思うわけです。
夢だけでなく現実も見据えて
そんなこんなで始めたのが長期投資です。結局投資かよ!と言われそうですが短期投資と長期投資はまったく別物です。
詳しくは別の機会に説明したいと思いますが簡単に言うと目先の利益を追うのではなく10、20年後を見据えた投資を行うということです。
私は個人事業主ですので厚生年金もなければ退職金もありません。株で稼げればいいですがもし稼げなかったら私の老後は詰みです
個人年金の加入も考えましたが今から30年運用して得られる1年の利率は0.7%
普通預金と比べれば遥かにましですがもう少しリターンが欲しいものです。
もっといい商品も探せばあるのでしょうがどんなに良くても1%程度でしょう。それなら多少のリスクをとっても自分で運用し、年3%程度の配当金と株価の値上がりから得られるキャピタルゲインを狙うほうが得策と判断しました。
10年で1000万円の資産形成を目指す
今現在の私の長期投資は積み立て式です。月当たり5万円前後を積み立て、私がピックアップした有望銘柄に投資していっています。
月5万円の貯金をして言った場合、10年では600万円ですので1000万円という数字は現実離れしているわけでもなく甘くもなくと適当な目標だと感じています。
また、資金のウェイトの多くを長期投資に傾けますが短期投資もやめるわけではありません。少額でトレードをしながら勉強して経験を積み上げていきます。
年間1億円以上稼ぐデイトレーダーは全体の0.3%程度。狭き門ですが挑戦は続けていきます。短期投資で成功できるのが一番理想的ですからね。
このブログが私の勉強と成長の記録となれば最高だと思っています。それと同時に私の学んだこと、感じたことを発信していき、それが少しでも皆さんのお役に立てればこれほど嬉しいことはありません。どうか皆さん、これからも「経済・お金のあれこれ」をよろしくお願いいたしますm(_ _)m